2018年6月27日水曜日

2018.6.26お稽古の様子



自由花;アガパンサス・ギボシ・カーネーション・オンシジューム・アセチルバ・セダム
岡野和恵

巻幡奈央子

 

生花(しょうか)とは(池坊のHPより引用)

生花が表現するもの

立花が草木の調和に美を求めることに対し、生花は草木の命が現れる出生(しゅっしょう)の美に注目します。出生とは草木それぞれが持つ特徴、いわば個性で、草木が懸命に生きる様々な姿に美を見出したものが出生美です。生花は草木の出生美にもとづき、一瓶の中に品格をもって草木の命を表そうとする様式です。

生花には伝統的な型を持つ「生花正風体」と、既成の型を持たない「生花新風体」があります。      

生花正風体(しょうかしょうふうたい)

明治時代に成立した様式で、小座敷の床の間にふさわしい小型のいけばなです。数少ない枝で、草木に息づく命に重点を置いていけられます。
 
古来、万物の基礎と考えられてきた三才(天・地・人)になぞらえた真(しん)・副(そえ)・体(たい)と呼ばれる三つの役枝で構成されます。三つの役枝が互いに呼応し、水際からすぐやかに伸びたつ姿に、草木に備わる出生美を見ることができます。

生花新風体(しょうかしんぷうたい)

現代の暮らしに適応する新たな生花として1977年、当代の家元池坊専永により発表されました。

池坊の伝統的な美意識を背景に、色・形・質感や、葉の伸びやかさや枝のはずみなど、草木を多角的にみつめ、様々な美を見出します。従来の生花正風体の型には収まりきらない草木の出生美を表します。


生花正風体;カキツバタ
田頭功江

生花新風体;フトイ・ブラックリーフ・グロリオ-サー
岡田光世

なかなか奥が深いですね。
でも難しく考えないで~ (^^♪
綺麗なお花があなたの女子力を上げてくれます。