2024年11月28日木曜日
2024年11月26日のお稽古
猛暑続きの夏がやっと終わり、秋はいつやってきていつ終わるのかわからないまま冬がやって来ようとしています。今日は『ざ・いけのぼう』に載っていた暦に触れてみます。
元々は古代の中国で作られた暦ですが、日本に合うように改良され明治までの1000年以上使用されてきたのが太陰太陽暦(旧暦)です。11月26日からを旧暦で言えば24節気では小雪(わずかな雪が降り始める)、これをさらに細かく分けた72候では・虹蔵不見(虹を見かけなくなる)・朔風払葉(北風が木の葉を払いのける)・橘始黄(みかんが黄色く色づきはじめる)です。
12月7日からは大雪(山ばかりではなく平地にも雪が降り積もるころ)、さらに細かく分けた72候では・閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)・熊蟄穴(くまあなにこもる)・鱖魚群(さけのうおむらがる) です。
とても風情のある季節の区分けですね。ちょっと感動しました。24節気72候でこれから暮らしていこうと思います。数字だけのカレンダーに、追い立てられるように日々を送らないで、自然に目を向けて暦の中に自分を置いてみようと思いました。
『ざ・いけのぼう』には生け花のことだけではなく、人に教えたくなるいいことがいつも書いてあります。
本日の花材
自由花 ゴールデンスティック・紅ヅル・カーネーション・ガーベラ・スギ・タニワタリ
2024年11月15日金曜日
2024年11月12日のお稽古
生花正風体は真・副・体の3つの役枝で構成されます。
それぞれの枝にはあしらいの枝がつきます。
真の高さはおよそ花器の2.5から3.5倍くらい、副は真の3分の2くらいで奥行きを、真の曲がりに沿い後方に、体は3分の1くらいで前方に低く・・・まだまだ決まりごとは続きます😢
きちんと守るとほんとに凛と美しい姿形に仕上がります・・・が、覚えるのは大変です😢
だから、ちゃんとお稽古の後にはノートに書いています。これもちょっと面倒😢そして、書いても書いたことを忘れます。
今月のTHE IKENOBOに、池坊総務所の京極加代子先生がお書きになっているコラムにこうありました。
何かと説明書に頼りたがる人もいますが、そればかりではなく自分の目で見て手で感じて、何かを探そう・知ろう・つかもうとする方が芯から身につきますし、そうすることで、成長するのだと思います。
なぁ~んだ😋ノートいらないのね。凡人はすぐ楽な方に転がります。ここだけを切り取ってはいけないのかもしれません。もう一度よく読め私‼
本 日 の 花 材
新風体 ボケ・ジャングルブッシュ・アイリス
生 花 赤芽柳・アイリス
自由花 トサミズキ・アンスリウム葉・アリストロメリア・ブルースター・カーネーション
新風体;巻幡奈央子 |
生花;村上弘美 |
自由花;荒牧美佐子 |
自由花;檜垣妙子 |
自由花;高本明美 |
自由花;秦悦子 |
2024年11月6日水曜日
2024年11月5日のお稽古
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